指し値オペとは

日銀が金利の上昇(債券価格の下落)を抑えるため、
国債を指定した利回りで原則として無制限に買い入れ、
長期金利に事実上の上限を設ける。

2016年9月、長期金利を0%程度、
短期金利をマイナス0.1%に誘導する長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)を採用し、
その手段として導入。
21年3月には許容する長期金利の変動幅を「プラスマイナス0.25%程度」と明示、
複数日にわたって指し値オペをうつ「連続指し値オペ」の導入も決めた。
22年12月の日銀金融政策決定会合では「プラスマイナス0.5%程度」と上限を上げた。

イールドカーブとは日本語で「利回り曲線」、
債券の利回り(金利)と償還期間をグラフで表示したもの。

日銀の「プラスマイナス0.5%程度」への変更は、
長年の指し値オペにより、
イールドカーブが10%水準で歪な形となったため、
修正したい考えがあるようだ。

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