TOBとは


TOBとは、Targeted Share Buybackの略で、日本語では「公開買付け」と訳されます。ある会社(公開買付者)が、他の会社(対象会社)の株式を、一定期間内に、一定の価格で買い付けることを公表する行為です。

TOBは、対象会社の株式を取得することで、対象会社の経営権を取得したり、対象会社の事業や資産を獲得したりすることを目的として行われます。

TOBには、以下の2つの種類があります。

  • 友好的TOB:対象会社の経営陣の同意を得て行われるTOB
  • 敵対的TOB:対象会社の経営陣の同意を得ずに行われるTOB

友好的TOBは、対象会社の経営陣の同意を得ているため、TOBが成立する可能性が高く、TOBの実施にかかる費用も比較的低くなります。一方、敵対的TOBは、対象会社の経営陣の同意を得ていないため、TOBが成立する可能性が低く、TOBの実施にかかる費用も高くなる傾向にあります。

TOBは、対象会社の株式市場に大きな影響を与える可能性があるため、日本では金融商品取引法によって規制されています。

TOBの具体的な手続きは、以下のとおりです。

  1. 公開買付者は、公開買付届出書を関東財務局長に提出します。
  2. 公開買付届出書は、対象会社や証券取引所などに送付され、公開されます。
  3. 公開買付期間が開始されます。公開買付期間は、原則として30日間です。
  4. 公開買付期間内に、公開買付者は、対象会社の株式を買い付けます。
  5. 公開買付期間が終了し、公開買付が成立します。

TOBが成立した場合、公開買付者は、対象会社の株式を公開買付価格で買い付ける義務を負います。

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