2023年の世相を表す漢字は「税」に決まった。
1位の「税」は、防衛費増額や定額減税、インボイス制度の導入など、税に関する話題が相次いだことから選ばれた。
2位の「暑」は、夏の猛暑や温暖化の深刻化などから選ばれた。
3位の「戦」は、ロシアによるウクライナ侵攻やパレスチナ情勢など、世界各地で続く戦争や紛争から選ばれた。
その他、スポーツや経済など、さまざまな分野から上位10字に選ばれた。
1位「税」
防衛費増額のため、法人税、たばこ税、所得税などの増税議論が巻き起こった
過去2年間の税収増の還元として政府が定額減税実施の方針を示した
インボイス制度の導入やふるさと納税など、1年を通じて税にまつわる話題が途切れることがなかった
2位「暑」
夏の平均気温が統計開始以来最高であった
国連のグテーレス事務総長が「温暖化の時代は終わり、地球沸騰化の時代が到来した」と述べた
3位「戦」
ロシアによるウクライナ侵攻
イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が激化するパレスチナ情勢
その他４位以下
虎（プロ野球・阪神タイガースの優勝など）
勝（東京オリンピック・パラリンピックで日本選手団が過去最多の金メダルを獲得）
球（東京オリンピック・パラリンピックで野球・ソフトボールが正式種目復帰）
高（日経平均株価が3万円台を突破）
変（新型コロナウイルス感染症の新たな変異株の出現）
増（全国の出生数が増加）
楽（東京オリンピック・パラリンピックで日本が金メダルを獲得したことで、国民の士気が高まった）
子（ね）は繁栄、丑（うし）つまずき、寅（とら）千里を走り、卯（う）跳ねる、
辰巳（たつみ）天井、午（うま）尻下がり、未（ひつじ）辛抱、申酉（さるとり）騒ぐ、
戌（いぬ）は笑い、亥（い）固まる
今は「卯跳ね、辰巳天井」の「黄金の3年」
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