トイレットペーパー、20%以上値上げ ■紙・パルプ関連銘柄

2020年12月分の消費者物価指数は、
総合指数が前年同月比4.0%の上昇、
前月比は0.3%の上昇。
2021年11月から2022年12月に至るまで、
13か月連続の物価が上昇。

項目別に見ると、
「エネルギー」が前年同月比15.2%増で最も高く、
前年同月比では都市ガスが33.3%、
電気代が21.3%、プロパンガスが7.2%、
灯油が4.7%、ガソリンが1.6%。
食料が7.0%増となっている。

食品では主に原材料が輸入品のものが大きく値上がりしており、
「ハンバーガー」が前年同月比17.9%と大幅増、
「生鮮食品」のうち「さけ」が26.7%増、
他には「食用油」が33.6%増、
「ポテトチップス」が18.0%増となっている。

ここにきて、大王製紙は、
トイレットペーパー、ティッシュなど家庭紙全品を、
2023年1月21日出荷分から20%以上値上げすると発表。
石炭など原燃料価格の高騰や急激な円安による、製造コストの上昇を転嫁し、
上げ幅は過去最大となる。

■紙・パルプ関連銘柄
3708 特種東海
3861 王子HD
3863 日本紙
3864 三菱紙
3865 北越コーポ
3877 中越パ
3878 巴川紙
3880 大王紙
3891 高度紙
3941 レンゴー
4410 ハリマ化成G
9274 KPPGHD

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