東証はグロース市場の上場基準を引き上げる検討に入る。
新興企業を対象とするグロース市場だが、
資金調達して成長につなげるという本来の機能、
スタートアップ育成を十分に発揮できていない。
時価総額が小さい企業のIPOが多く、批判も多い。
18日に開く市場区分の見直しに関する専門家会議で検討される。
グロース上場審査基準
株主数(上場時見込み)
150人以上
流通株式(上場時見込み)
流通株式数 1,000単位以上
流通株式時価総額 5億円以上
(原則として上場に係る公募等の価格等に、上場時において見込まれる流通株式数を乗じて得た額)
流通株式比率 25%以上
公募の実施
500単位以上の新規上場申請に係る株券等の公募を行うこと
(上場日における時価総額が250億円以上となる見込みのある場合等を除く)