ジム・ロジャーズは、アメリカ合衆国の投資家。ウォーレン・バフェット、ジョージ・ソロスとともに世界三大投資家としてもよく知られる。クォンタム・ファンドの共同設立者。ロジャーズ・ホールディングスの会長。
1942年、アメリカ合衆国メリーランド州ボルチモア生まれ。高校卒業後、アメリカ陸軍に入隊。その後、イェール大学で経済学を学び、1964年に卒業。
大学卒業後は、ゴールドマン・サックスに入社。1970年、ジョージ・ソロスとともにクォンタム・ファンドを創設。クォンタム・ファンドは、1973年のニクソンショックや1987年のブラックマンデーなど、世界的な金融危機を乗り越え、1973年から1980年までの7年間で、年平均で66.1%という驚異的なリターンを記録した。
1980年、クォンタム・ファンドを退社し、独立した投資家として活動を開始。その後、世界中の株式、通貨、商品などに投資し、大きな成功を収めた。
ロジャーズは、国際情勢、マクロ経済、金融政策、社会のトレンドなどによる需給の変化を日頃から徹底的に調査して、そこから価格の大きな上昇または下落を予想して最善のポジションを見つけることを投資の基本としている。これは、後にグローバル・マクロと呼ばれたスタイルの先駆けでもあった。
また、ロジャーズは、投資だけでなく、旅行や冒険などにも積極的である。世界70カ国以上を訪れ、自らの足で現地の経済や文化を調査している。また、世界最速の陸上旅、世界最速の鉄道旅など、数々の冒険記録も残している。
ロジャーズは、その独特な投資スタイルや、冒険家としての姿勢から、世界中で多くのファンを持つ。また、著書や講演を通じて、投資や経済に関する情報を発信し、多くの人々に影響を与えている。
主な著書には、『ウォール街をぶっ飛ばせ!』、『ジム・ロジャーズの投資哲学』、『ジム・ロジャーズの旅』などがある。
2023年12月現在、ロジャーズは81歳。現在も現役の投資家として活躍している。
以下に、ジム・ロジャーズの主な投資哲学をまとめる。
国際分散投資を行う
割安な資産を買う
景気循環を利用する
リスクを取って大きなリターンを狙う
ロジャーズは、これらの投資哲学に基づいて、世界中の株式、通貨、商品などに投資し、大きな成功を収めた。
12月に入り、ロジャーズ氏は中国の不動産不況など、世界経済の懸念材料がくすぶっていることから、
米国株の上昇といった「良い時代の終焉が近づいている」と指摘した。
最近売却したという日本株については、日経平均は4万円台の高値を更新する可能性があるとした。
子(ね)は繁栄、丑(うし)つまずき、寅(とら)千里を走り、卯(う)跳ねる、
辰巳(たつみ)天井、午(うま)尻下がり、未(ひつじ)辛抱、申酉(さるとり)騒ぐ、
戌(いぬ)は笑い、亥(い)固まる
今は「卯跳ね、辰巳天井」の「黄金の3年」
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