プライムからスタンダードへの降格ラッシュ続く

2022年4月に再編された東京証券取引所のプライム市場から、167社が10月からスタンダード市場に移行する見通しとなりました。これにより、プライム市場の上場企業数は再編前の2割強減り、全上場企業に占める割合も4割に減少します。

プライム市場は、東証の3つの市場区分のうち、最も上位の市場です。上場企業には、財務状況や経営の透明性など、一定の基準を満たすことが求められます。

今回、スタンダード市場に移行する企業は、主に以下の要因が考えられます。

財務状況や経営の透明性がプライム市場の基準を満たしていない。
株価がプライム市場の基準を満たしていない。
プライム市場の上場維持コストを負担できない。
今回の移行は、プライム市場の基準を厳格化した市場再編の効果が表れたものと捉えられます。今後も、プライム市場からスタンダード市場への移行が進む可能性があると考えられます。

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