ＪＰモルガン・チェース
23年1-3月決算は、
純収入が前年同期比24.5％増の393億3600万ドル。
市場予想は361億8700万ドル。
純利益が前年同期比56.2％増の128億5300万ドル、
一株利益は4.32ドルと市場予想の3.41ドルを大幅に上回った。
ウェルズ・ファーゴ
23年1-3月決算、純金利収入は133億ドル（約１兆7700億円）
前年同期から45％増加、予想は42％増だった。
一株利益は1.23ドルと市場予想の1.13ドルを上回った。
シティグループ
23年1-3月決算、
経常収益214.5億ドルと史上予想199.4億ドルを上回り、
一株利益は1.86ドルと市場予想の1.65ドルを上回った。
金利上昇を追い風に大手銀行は業績を伸ばしている。
融資先の財務が悪化する可能性に備える貸倒引当金に、
実際に回収が困難になった債権の貸倒損失を足した与信費用は増加。
商業用不動産向け融資は空室率の上昇や賃料低下でオフィスビルの採算は悪化しており、
融資の焦げつくリスクが高まっている。
与信を徐々に引き締め景気の悪化に備えているようだ。
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