翌日物金利スワップ動向

翌日物金利スワップは、「OIS」とも呼ばれ、
固定金利と変動金利の翌日物レートを交換するスワップ取引をいう。

2023年1月17~18日に開催された金融政策決定会合で、
日銀は金融政策の現状維持を決定し、
「共通担保資金供給オペレーション」の拡充などを決めた。

この措置により国債の需給に直接的に介入しなくても、
資金供給を通じた裁定取引の増加を通じ、
間接的に金融市場調節方針と整合的なイールドカーブの形成を促進する。

日銀の緩和修正観測が高まった局面では国債利回りを上回る勢いで急伸していたが、
拡充策の影響が強く及ぶとの見方から一転、スワップ金利の急低下につながっている。

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