Fear & Greed Indexは、アメリカのテレビ局CNNが提供している、投資家心理を数値化した指標です。日本語では「恐怖と強欲指数」と訳されます。
指数は0から100までの数値で表されており、0に近いほど投資家は恐怖を感じていることを示し、100に近いほど投資家は強欲になっていることを示します。
指数は、以下の7つの市場指標に基づいて算出されます。
市場勢い
株価の強さ
株価の幅
プット・コール・オプション
ジャンクボンドの需要
市場ボラティリティ
安全な避難先の需要
Fear & Greed Indexは、投資家が市場の心理状態を把握するために使用されます。一般的には、以下の3つのゾーンに分類されます。
25以下:極度の恐怖
25~45:恐怖
45~55:中立
55~75:強欲
75~100:極度の強欲
Fear & Greed Indexは以下の方法で使用できます。
市場の底を判断する: 指数が極度の恐怖(25以下)を示している場合は、市場の底が近い可能性があります。これは、投資家が恐怖に駆られて株を売却しているため、株価が割安になっていることを示唆しています。
市場の天井を判断する: 指数が極度の強欲(75~100)を示している場合は、市場の天井が近い可能性があります。これは、投資家が強欲に駆られて株を買い増しているため、株価が割高になっていることを示唆しています。
逆張り戦略: 指数が極端な値を示している場合は、逆張りの投資戦略をとることが有効な場合があります。例えば、指数が極度の恐怖を示している場合は、買い増しを行う、逆に指数が極度の強欲を示している場合は、利益確定を行うといった戦略が考えられます。
Fear & Greed Indexは、投資家心理を数値で確認できるという点で有用な指標ですが、万能な指標ではありません。以下の点に注意して利用する必要があります。
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