バイデン米政権、中国企業・団体30社超に対する半導体輸禁か?

2022/12/15

バイデン米政権は週内にも、
半導体大手を含む30社超の中国企業・団体に対する輸出を原則禁止にする措置を発表する。

米政権は10月に、先端半導体の対中輸出規制を大幅に強化した。
米国製品の最終用途に懸念のある輸出先リストに華虹半導体をはじめとする中国31社を加えた。
リストに掲載されると、
米商務省の許可なく米国からの技術や部品を対象企業などに輸出することが制限される。

米国の安全保障を脅かす活動に関与していないことを証明できなければ、
さらに厳しい制裁を科すと警告していたが、今回はその措置とみられる。

中国による米国半導体技術の軍事転用を阻み、
先端半導体を中国で生産できないようにする狙いがある。

中国政府は、半導体の自給自足を目指し、
国内半導体に20兆円の支援を発表したが、
米中対立に拍車が掛かりそうだ。

2022/12/14

中国政府は国内半導体産業を支援、
1兆元(約20兆円)規模の対策を計画している。
日米印の半導体連合による「ゼロ中国」
中国締め出しにに対抗し、
国内半導体産業の発展を促す。

中国政府は、半導体の自給自足を目指し、
中国国内で一貫生産できる体制を急ぎ確立することで、
日米印VS中の半導体戦争に対抗する構え。

今後は日米欧などの半導体メーカーからの、
金にものを言わせての技術者引き抜きが懸念されそう。

■中国半導体

SMIC(00981)
ASMパシフィック(00522)
キングボード・ホールディングス(00148)
パックス・グローバル(00327)
華虹半導体(01347)

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