日本がアジア防衛産業の中心に

世界の防衛大手である英BAEシステムズと米ロッキード・マーチンは、アジア事業の重心を日本に移転しました。これは、東アジアの安全保障環境の悪化を踏まえ、防衛費を大幅に増やす日本が関連企業を呼び込んでいるためです。

BAEシステムズは、年内にアジアの統括機能をマレーシアから日本へ移管します。日本法人に地域責任者を置き、アジア全体の戦略を管理します。また、日本の政府や防衛大手企業に売り込んだり協業を探ったりするほか、調達先を広げます。

ロッキード・マーチンは、既にアジアの統括機能を日本に移転しています。日本法人は、アジアにおけるロッキード・マーチンの事業の戦略策定や実行を担っています。

これらの動きは、日本がアジアにおける防衛産業におけるハブとしての地位を強化していることを示すものです。

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